石川県金沢市のお客様より、SONY製ビデオカメラ「HDR-PJ800(ハンディカム)」で一部のデータを選択して削除してしまったとのご相談をいただきました。ビデオカメラデータ復旧の作業を行い、削除された動画6ファイル(合計2分55秒)の復元に成功しましたので、その事例をご紹介します。
目次
今回のお客様は、SONY HDR-PJ800 で撮影された動画を整理されている際に、不要なデータを選んで削除する操作の中で、残しておきたい大切な動画まで一緒に削除してしまったとのことでした。
削除に気づいた後はそれ以上ビデオカメラを操作せず、撮影や初期化を行わずにご相談いただけたため、データが上書きされる前の良い状態でお預かりすることができました。「削除」してしまったデータは、見た目には消えていても、すぐに新しいデータで上書きされなければ、内部にデータが残っていることが多くあります。今回はその残されたデータの復旧を行いました。
診断と復旧作業の結果、削除されていた動画ファイルを以下のとおり復元することができました。
| メーカー | SONY(ソニー) |
|---|---|
| 機種名 | HDR-PJ800(ハンディカム) |
| 症状 | 一部のデータを選択して削除した |
| 復旧したファイル数 | 動画6ファイル |
| 復旧した合計時間 | 2分55秒 |
| 復旧状況 | 削除された動画データの復旧に成功 |
| お客様の地域 | 石川県金沢市 |
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「削除してしまったデータは、もう戻らない」と思われがちですが、実際にはそうとは限りません。ビデオカメラの内蔵メモリやメモリーカードでは、削除の操作をしても、その瞬間にデータそのものが消えるわけではないからです。
削除によって行われるのは、多くの場合「このデータは消した(=この場所は使ってよい)」という管理情報の書き換えです。データの本体はしばらく内部に残っているため、上書きされる前であれば復旧できる可能性があります。ビデオカメラで動画が消えてしまう主な原因には、次のようなものがあります。
特に大切なのは、削除や不具合に気づいた時点でそれ以上ビデオカメラを使わないことです。新しく撮影したり初期化したりすると、消えたデータの上に新しいデータが書き込まれ、復旧が難しくなってしまいます。
「大切な動画を消してしまった」「電源が入らずデータが取り出せない」といったトラブルは、ご家族の思い出やお仕事の記録など、二度と撮り直せないデータであることが多く、お困りの気持ちは痛いほどよく分かります。今回のSONY HDR-PJ800 のように、削除してしまった動画でも、状態によっては復旧できるケースは少なくありません。
当店は、ビデオカメラのデータ復旧を専門に扱っており、SONYをはじめPanasonic・JVC・Canonなど各社のビデオカメラに対応しています。「一部のデータを削除してしまった」といったケースのほか、フォーマット、認識しない、電源が入らない、水没といった幅広い症状について、内蔵メモリや内蔵HDDからのデータ取り出しに取り組んでいます。全国から郵送でのご依頼に対応しておりますので、同じ機種・症状でお困りの方は、まずは状態をお聞かせいただければと思います。
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